こんにちは。ファガイです。
本日は先日放送中に公開して欲しいといわれていたAWSに関して調べた内容に関して記載しようと思います。
一部に関しては省いています。
以下に示す金額は、全て東京リージョンでの金額となります。
インスタンスに関して
インスタンスは様々なユースケースに合わせて最適化が行われている。
t2インスタンス以外はインスタンスストレージが提供されている。
インスタンスの種類
汎用
- t2(クレジットでのバースト方式のインスタンス)
ユースケースとしては、開発環境、サーバー構築、低トラフィックWebアプリケーションに利用
※インスタンスストレージが無いため、別途EBSで管理する必要がある。
- m3(バランスが良いインスタンス)
多くのアプリケーションでうまく使えるインスタンス。
コンピューティング最適化
- C3
EC2の中では一番安いインスタンス。
CPUは一番良いが、メモリは少なめ。(m3.largeは7.5だが、c3.largeは3.75)
メモリ最適化
- R3
ストレージ最適化
- I1
ストレージ関係
インスタンスストレージ(Ephemeral Disk)について
EC2インスタンスに搭載されている標準のストレージ。(t2インスタンスや一部のインスタンスにはついてない)
なんと無料で提供されている!
- インスタンスタイプごとにストレージのサイズが異なる。
- ローカルディスクである。
- EC2をStop/Terminateさせるとデータが消えてしまう。(揮発性)
- スナップショット機能は無い
- 別のEC2に付け替え出来ない
なお、旧インスタンスのm1やm2,c1,cc2のストレージはHDDです。他はSSD。
データが消えてしまうことも考慮して、アプリケーションを用意する場合には別途リポジトリ等からコードを取得する形が良い。
EBS(Elastic Block Store)に関して
EC2用のストレージ領域のこと。仮想外付けストレージ。t2インスタンス等では必須領域となる。
- サイズ/期間/IOで課金がされる。
- ストレージのサイズを自分で決めることが可能。
- 各EC2インスタンスで、複数EBSを使うことが出来る。
- EC2をStopさせてもデータは消えない。(不揮発性)
- EC2インスタンスを付け替え出来る。
- S3上にストレージイメージをバックアップすることが可能。
(EC2をTerminateさせると設定によってはデータが削除される。)
スケールアップを検討しているサーバーであれば、こちらを使うべきでしょう。
EBSの種類
Amazon EBS Magnetic volumes
- 初期のEBSボリューム。
- ストレージはHDD
- 主にデータアクセス頻度が低い場合に利用される
- 価格は1ヶ月にプロビジョニングされたストレージ1GBあたり $0.08 発生。
- また、100万I/Oリクエストごとに $0.08 加算がされる。
- IOPSは保証されない。保証をかけるには追加料金がかかる。
- 最大のIOPSは公式発表では40~200。
- 平均はだいたい100IOPSになる
Amazon EBS General Purpose (SSD) volumes
- 現在の標準のEBS
- ストレージがSSD
- 主に、ブートボリュームや、小/中規模DB、開発とテストに利用される
- 価格は1ヶ月にプロビジョニングされたストレージ1GBあたり $0.12 発生。
- ストレージ1GBあたり、最低3IOPSが必ず保証される。(1秒間に3回SSDにアクセス出来る)
- 起動時の30分間はバースト(最大3000IOPS)するため、OSの起動が非常に速い。
- バーストはクレジット方式で、1ボリュームあたり540万IOクレジット分確保が出来る(540万/3000=180秒)
- クレジットは1GBあたり3IOクレジットが1秒ごとに回復。
つまり、1GBだけ借りた場合、バースト後に最大クレジットに戻るためには1,800,000秒かかる。
1TBを借りた場合、もともと3000IOPSが保証されているため、回復時間は関係ない。
Amazon EBS Provisioned IOPS (SSD) volumes
- 一番この中で性能がいい
- クリティカルな高負荷データベース等に利用する
- 高い&用途に合っていないので、今回は関係ないものとする
以上です。
他に関しては最近IAMの方を調べてるので、何かの際に書くかも知れません。
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